うちの父上が入院している。
手術もなんとか無事終了。
ホッとしたのは束の間で。

病室に入るには、手洗い&消毒+ガウンである。
中に入ると、酸素マスクの父上が
ベッドに横たわっている。

声にならない声で。
「痛い...」って言ってるような。

痛々しいよ。

母上は。
手術室に入る直前まで、とっても気丈で驚いた。
命に関わることでもないし。
そう思って見ていた自分。

が。
そんな辛そうな父上を見て。
「・・・・・。」
なにも言わない。

この空気。
伝わりますか?

しばらくして、父上の意識が戻る。
全身麻酔でいろんなとこが痛いらしい。

「平気?」
父上「うう〜ん、なんとかな...」

ますます痛い自分の胸。

それからしばらく経って。
父上はトイレに行けるらしかった。

その間、血圧上がるわ下がるわ。
熱も38.0℃とかある状態。

が、「歩いて行っていいんです」
との頼もしい(?)病院サイド。

ドキドキしながら見守るも。
「大丈夫だ」と語る父上だったが。
やっぱり、彼にはキツかった。

用を足し終え、ベッドに戻るその時に。
父上は顔色がなくなり、倒れそうになった。

慌てて、肩を支え。
なんとか転ばずに済んだけど。

またも酸素したり、Drが呼ばれたり。
しばらくして、復活したような感があったが。

その光景が。
その時のNSさんの声とは裏腹の額の汗が。
動けなかった母上が。
なにより、顔色のなくなった父上が。

ココロが壊れそうになるのをおさえつつ。
復活した(?)父上に
「もう大丈夫だから帰って寝なさい」とか言われる自分。

なんともやりきれず。

その後、安定した様なので帰ることにしたが。
車に乗ったら、なんだか涙が出てきちゃって。

「ひーっく」ってなってる自分がいた。
やっぱり、親のそういうのはショックであった。

今夜、どういう思いで母上が付き添うのか?
そう思うと泣けてくる。

・・・今夜はそんな夜である。

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